本書を利用している大学受験生/受験指導の先生へ | ||||||||||||||||
ALL IN ONE は日本で英語教育を受けた高校3年生以上の学習者を念頭において制作しています。それゆえ,ALL IN ONE の文法,単語,熟語,構文のベースは大学受験で問われる頻出の文法,単語,熟語,構文であり,それをベースにして,実務英文 (TOEIC対策) と時事英語 (英検対策) でよく出る単語と熟語を付加しています。(単語・熟語・構文の分析対象について) 従って,ALL IN ONE は大学受験生が安心して取り組むことのできる内容です。もちろん一般の大学受験用の教材よりやや難しい語句が出てきますが,それは全体の5%程度で,その5%は大学入学後の TOEICや英検準1級試験において重要となる語句ですから,決して無駄にはなりません。 しかしながら受験生や受験指導の先生の中には,「大学受験専用でない ALL IN ONE を行うのは不安」 という方もいらっしゃるようです。そこで ALL IN ONE の内容を詳しく知っていただくために,ALL IN ONE の項目別さくいんを作成しました。(下記のリンクをクリックしてご覧下さい) 単語と熟語・構文に関しては,入試問題をコンピューターで分析して頻度順に掲載したという 「旺文社 英単語ターゲット1900」 「旺文社 英熟語ターゲット1000」 と比較してみてください。我々が2002年に行った調査では,これらの単語集と熟語集に掲載されている単語と熟語はほぼ全て ALL IN ONE に含まれていました (その後,両参考書とも改訂されていますが,入試で出題される英文の傾向が大きく変わることはないため,現在の最新版と比較しても同じ結果になると思います)。 また文法と語法に関しては,センター試験や難関大学の入試問題はもちろんのこと,大手の予備校の文法・語法と英作文(英訳)のテキストの内容を十分に研究して制作しています。その結果,大手の予備校に通っている浪人生の方々からは,「予備校の授業でやったことは全て ALL IN ONE の Grammar & Usage と,Words, Phrases & Patterns 欄に書いてあった」 という感想が毎年寄せられています。
大学受験の参考書を選ぶ際には,受験生も受験指導の先生も保守的になりがちですが,毎年 ALL IN ONE をメインの教材にして偏差値65以上の難関大学に合格する受験生がたくさんいますので,安心してこの1冊に取り組んでください。 また,「ALL IN ONE は分厚くて大変そう...」 と考え敬遠する受験生がいますが,1例文を見開きで完結させるレイアウトであること,付録資料(Reference) に多くの頁が使われていること,などの理由で,頁数が多いだけで,見かけほど大変ではありません。 上で示した単語2600,熟語・構文1100,文法の全範囲が含まれている419の例文 (1例文平均23語) はワード数にすると9600語程度ですから,センター試験の第6問(長文読解) を17題行う程度の分量です。これはその気になれば誰でもできることです。 ALL IN ONE を信じて頑張ってみてください。 【参考資料】 大学入試英文の英単語・熟語・構文の分析について 2009年度センター試験(英語)で出題された ALL IN ONE の表現 国立大学の二次試験の設問で使用された ALL IN ONE の例文 大学受験指導の先生のレビューを見る ALL IN ONE を使用した高校生のレビューを見る ALL IN ONE を使用した浪人生のレビューを見る |