ALL IN ONE の例文が大学入試問題でたくさん出題されています!

ALL IN ONE は大学受験専用の参考書ではありませんが、例文が大学入試の問題でたくさん使われています (現在までにに判明しているだけで19件あります)

通常、大学入試で使用された場合、入試終了後に (入試前だと情報の漏洩の可能性があるので) 大学側から教材のどの箇所がどのように使用されたかという連絡が入試問題のサンプルと共に届きます。

しかし、大学側から連絡が全くないケースもあり、偶然発見した第三者から教えて頂いたこともあります。ですので、実際に本書から大学入試で出題された件数は、下記の表の19件(1件は2校で出題)よりも多いと考えられます。

出題された形式は、英文和訳、整序作文、空所補充選択、間違い探し、の4つです。

出題された大学は、国立大学の二次試験と私立大学の一般入試の割合が3対2です。

下記の表はどの例文がどの設問形式で出題されたかを示したものです。

英文和訳 空所補充 整序作文 間違い探し
例文19 例文65 例文280 例文102
(2校で出題)
例文46 例文237 例文402 例文280
例文63 例文265 例文338
例文93
例文150
例文187
例文226
例文273
例文311
例文358

このうち、2大学で 「間違い探し」 の形式で出題された 「例文102」 の出題内容は次のようなものです。

(●●医科大学 2012年入試問題)

解答は C の tired ((自分が)疲れている) が間違いです。正しくは tiring (人を疲れさせる) です。


このように、ALL IN ONE の例文が
何度も入試問題で使われる理由は、

1. 例文が適度な長さで、且つその中に入試の重要項目が、すなわち重要文法と英単語、熟語が自然な形で入っていること。
2. 大学受験の定番と言われる参考書ではなく、本の存在自体を知らない受験生が多いため、そのまま使いやすい。

ということだと思います。

次の大学入試でも ALL IN ONE の例文が出題されるとは限りませんが、少なくとも、ALL IN ONE の例文を大学入試の過去問を解くように読んでおけば、大学入試の設問作成者の出題ポイントを、文法・語法、単語、熟語の4つの分野においてしっかり把握できると言えそうです


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