Re-Start 教授(参考)資料

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Lesson156 [1]
I wish I was thinner. I wish my head wasn't so big.

もっとスマートだったらなあ。もっと顔が小さければなあ。

wish が導く that節中において,were を用いるかそれとも was を用いるかの判断について AmE#2 は 「正式には were とするのが正解ですが,was のほうが口語的です。ライティングでは were を用い,会話では was を用いるのが一般的です。」 と言います。

Lesson157 [1]
How much would it be if I bought this one as well?
これも一緒に買ったとしたら,いくらにしてもらえますか?

この文は仮定法を用いていますが,これを直説法で 「How much will it be if I buy this one as well?」 としたら,買うことが(ほぼ)決まっているように聞こえるのでしょうか。この点についてのコンサルタントの意見は次の通りです。

AmE#1: 必ずしもそうとは限りませんが,後者の表現のほうが,お客に買う気持ちがあるな,と売る側は推測します。

AmE#2: 「if I bought」は「if I buy」よりも買う可能性が少ない,というニュアンスを含みます。

BrE: いいえ,ほとんど違いはありません。それよりも言い方次第です。(本当に買う気持ちがあれば,ボイストーンにそれが現れます)

Lesson157 [4]
I'd be grateful if you would reply as soon as you can.
できるだけ早くお返事が頂けるとありがたいです。

「if you would reply …」 を 「... if you could reply ...」 とすると,より控えめで丁寧な言い方になるのでしょうか。この点に関するコンサルタントの回答は次の通りです:

AmE#1: いいえ。Would は willingness を示唆しますが,"could" にはcan の意味合いが潜んでいます。返事をしていただきたい,という相手の意思(気持ち)を問う文ですから,例文の would のほうがよいと思います。さらに,"would" を "could" で置き換えると,最後の can との位置関係が近いため,耳障りに聞こえます。もちろん,この問題は "…if you could reply as soon as possible." とすれば解消します。

AmE#2: そうですね,より控えめです。「できれば〜」 といった感じになります。

BrE: この文脈においては,couldもwould も特に違いはありません。また,as soon as possible とすると,as soon as you canよりも,緊急の度合いが高くなります。

Lesson164 [4]
Which route will get us there the fastest?
どのルートで行くのが一番早いですか?

この文では 「…を…へ連れていく」 を get で表しています。 get の代わりにtakeを用いることはできますが,bring を用いることはできません (AmE#1)。take は 「話し手及び聞き手のいる場所以外の所への移動」 を表し,bring は 「話し手及び聞き手のいる場所への移動」 を表すからです。getはどちらの意味にも用いることが出来ます。

Lesson166 [1]
A prize will be given to whoever sells the most tickets.
一番多くチケットを売った人に賞品が出ます。

ここでは主節で will が用いられているため,従属節中は未来であることが前提となります。よって従属節で 「whoever will sell the most tickets」 とwill を用いる必要はありません。(AmE#1, BrE) 

Lesson168
[1] My girlfriend is two years older than me.
[2] My girlfriend is two years older than I am.
僕の彼女は僕より2歳年上です。

一般の参考書や大学入試の出題では,「be older than …」=「be senior to …」,「be younger than …」=「be junior to …」 で置き換えられる,としていますが,「be senior to …」 「be junior to …」 は年齢の上下を表さず,組織の中での 「ポストの上下関係」 を表すのが一般的です (BrE)。
よって,「My girlfriend is senior to me by two years.」 という言い方は矛盾します。この言い方はまず使われません (AmE#1, BrE) 。
但し,senior の前に 「年数」 の名詞を置いて,「My girlfriend is two years my senior. 」 という言い方は可能です。この表現はさほど一般的ではありませんが (AmE#2, BrE) ,フォーマルな言い方として用いられることがあります (AmE#1)。

Lesson169 [2]
If only I were as cool as he is.
俺もあいつと同じくらいかっこよかったらなあ。

「If only …」 という表現の文末はピリオド(.)でも感嘆符(!) でもどちらでもかまいません (AmE#2)。

「If only」 は 「I wish」 と置き換えが可能ですが,両者の間にニュアンスの違いはあるのでしょうか。この点に関するコンサルタントの意見は次の通りです。

AmE#1: 基本的には同じです。If only のほうが願望の度合い,自分に対する失望感が強いかもしれません。

AmE#2: ほとんど同じ意味合いですが,「If only〜」 のほうは,話し手が 「as cool as he is」 という条件が満たされさえすれば!といった限定的な願望を示すのに対して,「I wish …」 は一般的にどうこうありたいという願望を示します。「あいつと同じくらいかっこよかったら」 という部分がより強調され 「あいつと同じくらいかっこよかったら,〜できたのに!」 といった感情を予想させます。単に 「〜たらなあ。」 という場合は 「I wish〜」 と言うのが一般的です。

BrE: どちらも同程度の使用頻度で,意味合いの違いもありません。

Lesson169 [5]
Actually, it's not as simple as that.
現実には,(それは)それほど単純ではありません。

「not as … as … 」 は 「not so … as … 」 に置き換えが可能ですが,後者を間違いと感じるネイティブもいます。 「Actually, it's not so simple as that.」 という文は問題ないか,という質問に対するコンサルタントの返答は次の通りです。

AmE#1: はい。

AmE#2: 「〜 as simple as 〜」 といったほうが一般的です。または,「Actually, it's not that simple」 でも可。

BrE: いいえ。そのセンテンスは文法的に間違っています。

Lesson169 [6]
My brother is not as clever as he thinks he is.
兄は,自分が思っているほど賢くはない。

この文は,「he is」 を省略して,My brother is not as clever as he thinks. としてもかまいません (AmE#2)。




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