年齢 = 19
性別 = 男性
職業 = 大学浪人生
使用・利用の目的 = 大学受験
はじめまして。受験生です。センター試験の解説を興味深く読ませてもらいました。
All In Oneの存在は前から知っていましたが、僕の住んでいるところでは本屋にAll
In Oneが置いてなく、実際に内容を知ることもなく今に至りました。
僕の試験は2月5日から始まります。2月15日の早稲田法学部受験に照準を合わせています。
前の受験生の方の書き込みと内容が被るかもしれませんが、今からAll In oneを始めるのは無謀でしょうか? お忙しいところすみませんが、できるだけ早急に教えてください。
【返信】
1ヶ月未満で(このメールは1月20日に頂いたもの)本書の内容を全て身につけることはできません。
しかし,上位1割の受験生が上手に使えばかなり効果的な直前対策になります。
まず,例文を読むだけなら1週間ないしは10日で419例文全部が読めます。
本書の特徴(メリット)は419例文の中に,大学入試(だけに限りませんが)でよく出題される単語・熟語・構文・文法・語法が凝縮されているという点です。
そこで,例文の英語を読んで,和訳で答え合わせをして,ほぼ読めたと感じる例文は単語や文法の解説を一切見ずに次の例文に進む,というやり方で学習を進めます。
そして,例文の文章構造(=文法)や単語・熟語がわからなくてうまく読めなかった部分だけアンダーラインを引いて,単語欄や文法欄の解説で何がわからなかったのかをチェックします。
この作業を419例文全てでやり終えたら,次はアンダーラインが引かれている例文だけを何度も繰り返して読んで単語や文法を身につけていきます。
この方法で,(ややあやふやではあっても) 入試でよく出題される単語・熟語・構文・文法(=主に文章構造の把握)がかなりたくさん覚えられます。
このように書くと 「単語にせよ熟語にせよ文法にせよ,どの例文にも知らないことが出てくるであろうから,419例文も読めて身につくわけがない」 と思うかもしれません。
確かに大半の受験生に関してはその通りです。
しかし,早稲田大学法学部と言えば私大文系の難関校です。そこに合格する可能性がある受験生なら
(しかも入試直前のこの時期で) ALL IN ONE 程度のレベルならすでに8割程度の単語・熟語・構文・文法は身についているはずです。ですから,例文を読んでいて知らないことはたくさんでてこないのです。
知らなかったことや理解があやふやだったことだけをチェックしてその半分ぐらいを身につければよいのです。それによってテストの点数が5点〜10点アップすることは十分に考えられます。合否のボーダーライン付近にいるのであればそれで合格します。