アメリカ英語の発音の特徴
「子音で終わる単語」 の次に 「母音で始まる単語」 がくる場合は、子音と母音を結びつけて一語のように発音することが多い。例えば,lots of は 「ロッツ オブ」 ではなく,-ts と o- が結びついて 「ロッツォブ」 になる。

「子音+短母音で終わる単語」 の次に 「母音で始まる単語」 がくる場合は、この2つの音を結びつけて発音することが多い。例えば receive an は 「リシーヴ アン」 ではなく -ve と a- が結びついて 「リシーヴァン」 になる。

-d,-t,-g 等の末尾の子音はほとんど聞こえない。また後の単語との関係次第では発音されないこともある。例えば,last week の -t はほとんど発音されず 「ラス ウィーク」 になる。

and は-d を省略して発音することが多い。その結果、「and I」 「and it」 「and at」はそれぞれ 「an I(アナイ)」 「an it(アニッ)」 「an at(アナッ)」と発音することがある。

文中では 「h+母音」 の 「h」 はほとんど発音しないことがある。例えば,have は 「アヴ」、has は 「アズ」 、had は 「アド」 のように発音することがある。

first time や bank clerk のように末尾の子音と次の語の語頭の子音が同じ音もしくはほぼ同じ音である場合は末尾の子音が省略されることが多い。first time は 「ファースト タイム」 ではなく 「ファースタイム」,bank clerk は 「バンク クラーク」 は 「バンクラーク」 になる。

-ed to / -d to となる場合の -ed / -d はほとんど発音しない。例えば,used to の -d はほとんど発音されず 「ユーストゥ」 に,said to の -d はほとんど発音されず 「セットゥ」 になる。

冠詞(a, an, the) や前置詞 (at, in, onなど) は弱く発音される。(だから聞き取りにくい。a か the かの区別等は耳からだけでなく意味からも判断する必要がある)



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