Re-Start 教授(参考)資料

 Lesson   Lesson   Lesson   Lesson  Lesson Lesson
1〜29 30〜59 60〜89 90〜119 120〜149 150〜170

Lesson122 [2]
This is the area where a major earthquake is most likely to occur.

ここは大地震が最も起こりやすい地域です。

この文のように 「地震が起きる」 という場合の動詞は occur 以外に何が可能かをコンサルタントに尋ねてみました。以下はその回答です:

AmE#1: "Happen" あるいは "take place" が使えます。

AmE#2: 「… where a major earthquake is most likely to happen」 とも表現できます。

BrE: happen, strike, hit が使えます。

Lesson123 [1]
There are two main reasons why I quit drinking.

私が飲酒をやめた理由は主に2つあります。

quit drinking を stopped drinking としても同じです (AmE#1, BrE)。

Lesson125 [1]
We employ people who fit our "Customer First" policy.

私達は,(私達の掲げる)顧客第一主義にふさわしい人物を採用しています。

この文は,We employ those who fit ... とすることもできます (AmE#1, #2)。その場合,フォーマルな言い方になります。 この点について BrE は以下のようにコメントしています:

BrE: The choice of the word those is also very impersonal, this could be used by a very hard, cold manager of a company; as always everything depends on context. People sounds warm, those is colder, more formal and distant.

"people who" も "those who" も会社の採用担当者などによって使われる表現ですが,話者が "those who" と言った場合,英語の説明にもありますように,冷たい印象を与えます。

Lesson126 [4]
This is where I grew up until I was nine years old.

ここは私が9歳まで育った場所です。

この文で 「育った」 を単に grew とするのは間違いです (AmE#1, BrE)。 人を主語にして grow という動詞を使う場合,「体が大きくなった」 とか,「背が高くなった」 という意味になります。ですから,This is where I grew until I was nine years old と言うと,「ここは,私が9歳まで (体が)大きくなった [背が高くなった]場所です」 と言っているように聞こえて不自然です。人を主語にして grow を用いる場合は,My, you have grown!(まあ,大きくなったわね) というように,身体的な成長についてupなしで用います (BrE)。

Lesson127 [2]
While you're there, can you get me some batteries?

ついでに電池も買ってきてくれる?

この文の get は buy に置き換えることができます (AmE#1, BrE)。 このように第4文型で用いる get は 「買って手に入れる」 という意味で用いますが,単に 「持ってくる」 という意味でも用います。 つまり,「買う」 という行為がまったく存在しない可能性もあります。下記の文は,リビングルームにいる人がキッチンにいる人に依頼しているとも考えられます:

 
While you're there, can you get me a beer?
 (1) (買い物に行く人に対して) ついでにビールも買ってきて。
 (2) (冷蔵庫に行く人に対して) ついてにビールも取って。

Lesson133 [4]
No matter how much I eat, I never gain weight.
私はいくら食べても体重が増えないんです。

no matter how は however に置き換えることができますが,この文を However much I eat とするとややぎこちなく聞こえないのでしょうか。この点に関する3人のコンサルタントの意見は以下の通りです:

AmE#1: やや,ぎこちないと言えます。どちらかといえば,文章表現であり,古風な感じがするからだと思います。

AmE#2: ぎこちないわけではないですが,「No matter how much I eat,」 のほうがより一般的です。

BrE: いいえ。

Lesson137 [6]
I'm gonna fly to Fukuoka instead of going by Shinkansen.
福岡へは新幹線ではなく飛行機で行くつもりです。

この gonna はくだけた会話で頻繁に使われることばですが,AmE#1は 「教養のない印象を与える」 と言います。また,イギリス英語では一般にこのように be going to を略すことはしません。この点について BrE は次のように述べています:

BrE: British English does not have a shortened form of "going to", but unfortunately due to the influence of American TV, some British people do say "gonna".

Lesson139 [7]
"Can I help you?" "No thanks. I'm just looking."
「何かお役に立てますでしょうか?」 「いえ,ちょっと見ているだけですから」

Can I help you? と May I help you? は同じ意味ですが,May I …? の方がより丁寧な言い方です。 (AmE#1, BrE)

Lesson141 [1]
It may sound strange, but it's common.
変に聞こえるかもしれませんが,よくあるケースなんです。

「よくあるケース」 を a common case としてもかまいませんが,単に common という方が一般的です。また,a common occurrence ということもできます (AmE#2)。

Lesson141 [6]
"May I eat this cake, Mommy?" "No, you may not."
「ママ,このケーキ食べてもいい?」 「だめです」

「だめです」 を 「No, you can't.」 としてもよいのでしょうか。コンサルタントに尋ねてみました:

AmE#1: いいえ。"can't" で答える人もいますが,正しい答え方ではありません。

AmE#2: 「No, you may not.」 のほうが正しいですが,「No, you can't.」 はこのような状況でも一般的によく使われます。本来は 「you may not」 は 「食べることは許可されない」,「you can't」 は 「身体的に問題があり食べられない」 という意味になります。

では,「だめです」 を No, you mustn't. とするのはどうでしょうか。以下がその回答です:

AmE#1: "mustn't" は "may" で始まる疑問文の答えとしては文法的に正しくないので,この文章をNoと切り離して,独立した文にすれば,may との呼応の束縛から解放されます。すなわち,次のようにします。
"May I eat this cake, Mommy? No. You mustn't.

Lesson141 [7]
"May I take your order?" "Yes. Can I have the same as him?"
「お決まりですか?」 「ええ。あの人と同じものをもらえますか?」

テキストのDICTIONARYでも指摘していますが,「<誰々>と同じもの」 という場合の 「<誰々>」 は独立所有格(= mine, yours, ours, his, hers等)ではなく目的格を用いるのが自然です。「ええ。あの人と同じものをもらえますか?」 という場合の 「あの人」 が男なら him, 女なら her にするわけですが,また,as を関係代名詞として用いたり(下記(a)),また,what節を用いて(下記(b))表すこともできます:

(a) "Yes. Can I have the same as she's [he's] having?"
(b) "Yes. I'll have what she's [he's] having."

また,同席している人が先に注文をし,次に自分が同じものを頼む場合は,「I'll have the same」 (the same は代名詞) といいます。(AmE#2)

Lesson142
[3] "Must I wear a jacket and tie?"
[4] "Do I have to wear a jacket and tie?"
「上着とネクタイを着用しなくてはいけませんか?」

Must I …? はより一般的にはDo I have to …? で表しますが,Must I ...? とDo I have to ...? の間にニュアンスの違いがあるのでしょうか。この点に関するコンサルタントの意見は次の通りです:

AmE#1: はい。アメリカ英語ではMust Iというと,話し手がネクタイを着用したくないという気持ちが暗示されます。その点,"Do I have to" は一般的(neutral)な表現といえます。

AmE#2: 「Must I 〜」 は少し堅くフォーマルです。「Do I have to 〜」 のほうが一般的です。

BrE: Do I have to と言う方が一般的です。

Lesson142 [6]
"That must be Steve over there." "It can't be."
「あそこにいるの,スティーブだよね」 「そんなわけないじゃん」

可能性を表すcan't (…のはずがない) は過去形(すなわちcouldn't)にしてもほとんど意味は変わりません。ここでは,二番目の文を It couldn't be. としてもかまいません。(AmE#2)

Lesson143
[1] He's on another line now. Shall I have him call you back?
 今,別の電話に出ております。あとで電話をかけさせましょうか?
[2] "When shall we meet?" "How about Saturday evening?"
 「いつお会いしましょうか?」 「土曜の晩はどうですか?」

Shall I …? や Shall we …? はテキストの説明にもあるように,やや改まった(=フォーマルな)表現です。Shall I …? よりカジュアルな言い方としてはShould I …? や Do you want me to …? があり,Shall we …? よりカジュアルな言い方としては Should we …? があります。AmE#2は Shall I …? や Shall we …? はフォーマルで古い言い方に聞こえるので,それぞれ Should I …? と Should we …? を用いるべきだと言います。但し,AmE#1と BrE は,フォーマルではあっても,古めかしいとは感じないといいます。

AmE#2: 
[1] He's on another line now. Should I have him call you back?
[2] "When should we meet?" "How about Saturday night?"

Lesson143 [6]
Where can he be? He should be home by now.
いったいどこにいるんだろう。もう家に帰っているはずなんだが。

可能性を表す can は過去形(すなわち could )にしてもほとんど意味は変わりません。よって,Where can he be? は Where could he be? としてもかまいません(AmE#1, AmE#2, BrE)。あえて違いを述べるとすれば,could よりも can の方が直接的な言い方であり,より強い感情を含みます(AmE#2)。

Lesson143 [7]
His flight should arrive at the airport shortly.
彼の乗った飛行機はまもなく空港に到着するはずです。

この文は以下のように進行形にすることができます。

 His flight should be arriving at the airport shortly.

このように,助動詞の後ろで進行形を用いるとニュアンスがどのように変化するのか,コンサルタントに尋ねてみました。以下はその回答です。

AmE#1: 進行形は期待感の反映です。もう着くぞ,と自分に言い聞かせている(念を押している)か,あるいは,もう着くからな,と一緒に出迎えに来た人(家族)を安心させている,というような心理状態だと思います。

AmE#2: 「His flight should be arriving」 のほうがより 「まもなく到着する」 という 「近い未来」 の事象を述べている印象を与えます。

BrE: あまり意味合いの変化はありませんが,"arriving" might mean the speaker is slightly more excited.

Lesson148 [3]
I would stay away from used stuff no matter who it comes from.
元の所有者が誰であれ,私なら中古品には手を出しませんが。

この文は次のように言い換えることができます:

BrE: I would stay away from secondhand stuff no matter where it comes from.

Lesson148 [4]
"Both sides must be blamed." "I thought you'd say that."
「どっちもどっちだな」「そう言うと思ったよ」

must be blamed という意味はしばしば be to blame という決まり文句で表現されます。BrEは must be blamed と言うよりもむしろ be to blame とした方がより自然だと言います:

BrE: "Both sides are to blame." "I thought you'd say that."



> 次へ



<< ALL IN ONE (英語学習) トップページに戻る

>> 他の英語学習サイトを見る