Jump-Start! の本文内容に関するQ&A (一番下が最新)

ご質問は書籍の巻末に記載されているメールアドレスにお願いします。
全てのご質問にお答えしたいと思いますが、できない場合もあります。

 
P21
「Flight 65 has been canceled.」 と現在完了形になっていますが、これは 「Flight 65 is canceled.」 と現在形でも同じような意味になりますか?
 
いいえ、現在形にすると意味が曖昧になります。
Fligh 65
is canceled. は 「65便はキャンセルされる」 という習慣(=繰り返し起こること)を述べているように聞こえます。

「65便がキャンセルされた」 と過去の出来事として述べたいなら過去形(Flight 65
was canceled.」 )に、「65便がキャンセルされて今に至っている」 と現在の状況として述べたいのなら現在完了形(Flight 65 has been canceled.」 にするのが適切です。

P28
①③
1番では「うん=No」となっており、3番では「うん=Yeah」になっています。
日本語と英語でYesとNoが逆になる、というのは昔からずっと勉強してきて知っていましたが、
3番の例文は「うん(=Yeah)、凄くかっこいい」となっていて、日本語と英語が同じになっていますよね?
そこで考えたのですが、日本語で「彼って、かっこよくない?」というのは、「彼ってかっこいいよね?」と同じ意味で使われていますよね?かっこいいかかっこよくないかを尋ねてるのではなくて、「かっこいい」ということに「そう思うでしょ?」と。
英語の否定疑問も、それと同じ使い方もするということでしょうか?
1番の「お腹減ってない?」は、テキストでは「うん(=No)、減ってない」になっていますが、
例えば何人かで遊んだ帰りとかに「ねぇ、お腹減ってない?何か食べて帰ろうよ」と言ったら、「お腹減ったよね?」の意味になって、返事も「うん(=Yes)、減ったよね」となりますよね?
日本語と英語のYesとNoが逆になる否定疑問と逆にはならない否定疑問がある、ということなのでしょうか?
 
英語では、答えの中身が肯定形であれば Yes (Yeah) と答え、否定形であれば No と答えます。

"Is he cool?" と聞かれても、"Isn't he cool?" と聞かれても、答えの中身が he is cool という肯定形なら Yes (Yeah) と答え、he isn't cool という否定形なら No と答えます。言い換えると、英語では、Yes, he isn't (cool). とか No, he is (cool). といった、Yes/No と中身(の肯定・否定)が逆になる矛盾した文は作れません。

否定疑問を受けてYes/Noで答える場合に、答え方を間違わないようにする簡単な方法としては、次のどちらかを行ってみてください。

Yes/Noを日本語に置き換えることなく、答えの「中身」が「肯定ならYes」、「否定ならNo」と答えるようにする。

否定疑問文を「肯定疑問文」に置き換えて(つまり、Isn't he cool? と聞かれたら Is he cool? と聞かれているのと同じと考えて)、Yes/No を選択する。


P45
⑥⑩
15日目の6番と10番の例文ではそれぞれ「行く」を leave と go で表現していますが、両者でニュアンスの違いはあるのでしょうか?
 
どちらも「立ち去る」という意味で、特にニュアンスの違いはありません。ですから、6番と10番の例文では、go と leave が相互に置き換え可能です。

しかし、あえて言えば、くだけた会話では、leave よりも go の方がよく使われるので、くだけた言い方である 've got to/gotta の後ろは leave よりも go の方がよりしっくりきます。


P85
②④
英文②と④は わざわざ別にしなくてもいいのではないかと思いますが? ②の英文を2種類挙げれば済むことです。既に、編集部でお気付きかと思いますが、老婆心ながらメールを送らせていただきます。
 
著者の意図としましては、①~③までで、where, when, why という「場所」「時」「理由」の3種類の関係副詞を紹介し、次に、これら3つのうち、when と why が省略可能であることを示し、最後に、⑥と⑦で基本的に省略する「方法」の関係副詞を示すという手順が一番理解しやすいのではないか、という考えがあります。
④を②と異なる例文にするという手もありますが、それによって 「関係副詞の省略」 という焦点がぼけてしまうことも考えられますので、あえて同じ例文で文法だけに集中できるようにしています。
⑤を③と同じ例文にする手もありますが、別の例文で省略を示しても、この段階では学習の負担にはならないのではないか、という考えがあります。

P85
②④
②と④は同じで、whenのあるなしですが、どう違いますか。省略できるのは省略すると解説されていますが。
 
②と④は、意味的には全く同じです。

whenは省略することが多い関係副詞で、大まかに言えば、日常会話的な内容の文ではふつう省略し、正式な文書や専門的な文章では省略しない傾向があります。

②と④の文の内容で言えば、省略する人が9割以上、省略しない人が1割未満、と言ったところでしょうか。

whenを省略しない例文を示すと、堅い文章になり、英会話本の例文としてはやや不適格になりますので、②と④の内容ぐらいが英会話の例文として使えるぎりぎりのところです。


P174
How far が形容詞句と書かれておりますが、副詞句ではないでしょうか?
小学館のランナーズプログレッシブ英和辞典(第2版)の far の例文を見ると、この far は副詞扱いではないかと思ったからです。
 
How far を副詞句と解釈した場合、is は「存在」を表すことになりますので、和訳は次のようになります。

 How far(どれだけ遠くに) is it (存在しますか/ありますか・それは) to the beach?(ビーチまで)

この場合、主語のit(それ)が何を指すのか。この文では、itは、「距離」を表す形式主語以外には考えられませんが、「私の家が(~に)存在する/ある」とは言えても、「距離が(~に)存在する」とは言えません。

他方、How farを形容詞句と解釈した場合、is は等式(=)を表すことになるので、和訳は次のようになります。

 How far(どれだけ遠い) is it (ですか・それは)to the beach?(ビーチまで)

となります。この場合、itは「距離」と考えることができます。


  how の後ろの単語が形容詞の場合は形容詞句、副詞の時は副詞句となる。 このように理解してよいのですよね。
 
はい、その通りです。


  How far is it to the beach?
この場合のHow far の far はどのように考えればよいのでしょうか?
 
How far を形容詞句と考えた方が理解がスムースです。


   
質問 「中学レベルの英語で基礎を固めたい場合は中学2・3年生の教科書を反復するとよい」とありましたが、中学1年生の教科書は必要ないのでしょうか?
それと、中学レベルの基礎を学ぶのに、中学の教科書を使うか、NHKラジオ講座の基礎英語を使うか迷っています。
以前「学校の教科書はネイティブのチェックがされていないため、不自然な英文が少なくない」という話を聞いたことがあります。
できるだけ自然な英文で学びたいのですが、どちらが良いのでしょうか?
 
本書を購入する方は、中学1年生レベルの英語の読み書きは特に問題無い人達だと思われますので、それ以降の学習内容から反復するとよい、ということであって、 中学1年生レベルの内容でもあやふやな部分が多い方は、そこから勉強し直す必要があります。

中学の教科書が良いか、ラジオ講座が良いか、市販の中学からのやり直し教材が良いか、ですが、ご自分で比較してみて、どれが自分に一番合っているか・楽しそうか・続けられそうか、で判断するのが良いと思います。比較検討の際には、英文の音声が聞けるものを選ぶことが大切です。

現在の中学校の英語教科書は、オーラルイングリッシュが中心で、ネイティブチェックがなされています。ですから、不自然な英語は使われていません。むしろ、書店に並んでいる 「英語のやり直し的な教材」 の方がネイティブチェックが甘く、不自然な英文が多いのが現状です。


   
質問 70才の手習いなれど藁をもすがる思いで(大袈裟ではありません。汗)Jump Start!ようやく10日目にたどり着くも、どうしても解せない文法的な疑問がいくつか重なり先に進めなくなっております。Part2の確認やお教えいただいた「ちょい足し英語講座」を聴いても解せない初歩的な疑問ですがどうかお教え下い。

● be動詞と一般動詞doの使い分けが、いまいち分かりません。

【質問1】  1日目の③ 静かにして → Be quiet.

~して、 と言うなら何故一般動詞doかkeepではないのでしょうか?

【質問2】  3日目の⑤ 彼女は席を外している → She is not at her desk.

なぜdon’t ではなくbe動詞なのですか?


【質問3】  3日目の⑧ 彼らはまだここに来ていない → They are not here yet.

何故don’t ではないのですか?


【質問4】 7日目の⑦ キャシーは家にいないんでしょ? →  Cathy isn’t home ,is she?

これも何故Be動詞なのですか?

英語は習うより慣れろと言いますが、英語は積み重ねですよね!中一の英文法をあやふやのまま丸暗記しても、後で必ず詰まづいてそして此れまで何度も挫折しておりました。今回こそ〝何故だろう??〟を解決して、ゆっくりでもいい! 着実に身に付けたいのです!!申し訳ありません。お答えどうか宜しくお願い致します。
 
各質問に対して個別の回答をする前に、まず、be動詞とdoの使い方の基本を説明します。

まず、be動詞には2つの使い方があります。

一つは、「いる」「ある」と訳され、人、動物、物の「存在」を表します。この場合は、be動詞の後ろには主に「場所を表す副詞や副詞句」を置きます。
場所を表す副詞とは、here(ここに)、there(そこに)、home(自宅に)などです。
また、場所を表す副詞句とは、in Tokyo(東京の中に)、at her desk(彼女の机の所に)などです。

これらを理解した上で、【質問2】~【質問4】を見てみましょう。

【質問3】の They are not here yet. の are は「いる」という存在を表しています。notが存在を打ち消しているので are not で「いない」という意味になります。hereは「ここに」という副詞なので、are not here は「ここにはいない」になります。文末には「まだ」という副詞の yet があるので、全体として「彼女は・まだ・ここにはいない」 →「彼女はまだここに来ていない」になります。

【質問4】の Cathy isn't home. の is も「いる」という「存在」の意味です。not で打ち消しなので isn't は 「存在しない」「いない」になります。 home は「自宅に」という副詞なので、isn't home は「自宅にいない」「家にいない」になります。

【質問2】の She is not at her desk. の is not も同様に「いない」という意味です。at her desk は「彼女の机の所に」という副詞句で isn't を修飾しているので、is not at her desk は「彼女の机の所にいない」→「席を外している」になります。

be動詞のもう一つの意味は「…である」と訳される「=(イコール)」の意味です。be動詞の後ろの「…」の部分には「形容詞」か「名詞」を置きます。

 She is quiet. なら「彼女=静かな」で、「彼女は静かである」「彼女は静かにしている」になります。
 She is a teacher. なら「彼女=先生」で、「彼女は先生だ」「彼女は先生をしている」になります。

1番目の文の quiet は形容詞、2番目の文の teacher は名詞です。「=」を表す be動詞の後ろには、このように形容詞か名詞を置きます。

【質問1】の Be quiet. は、 You be quiet.("あなた=静かな" でいなさい)という命令文です。命令文では主語のYouが省略されるので Be quiet. になります。

次に、【質問1】~【質問4】において do, does, don't, doesn't が使えない理由を説明します。

do 及び does には「…する」という「動詞」の意味がありますが、「…をする」という意味で使う場合は「…」の部分には「名詞」を置きます。ですから、do の後ろに quiet(静かな)という形容詞を置いて Do quiet(静かにしなさい)とすることはできません。他方、keep は「…の状態で居続ける」という意味で「…」に形容詞を取るので Keep quiet.(静かにし続けていなさい)とは言えます。

また、doやdoesの後ろにnotを置いた don't 及び doesn't は動詞ではなく「助動詞」です。don't, doesn't という助動詞は一般動詞(=be動詞以外の動詞)を否定形にする場合に用います。例えば、know(知っている)という一般動詞の否定形は don't know, doesn't know(知らない)になります。
ですから、助動詞の don't や doesn't の後ろに一般動詞ではないもの、例えば、形容詞の quiet や、形容詞句の at her desk や、副詞の here や home を置くことはできません。

以上が、文法的な説明になります。
外国語として英語を学ぶ場合、文法は少ない学習量でことばの仕組みを正確に理解する強力なツールになります。しかし、文法的な理解にのめり込む習慣をつけてしまうと、日本語の説明ばかりを読むことになり、英語を読む・聴く・話す量が少なくなるため、いつまで経っても話す・聞くのコミュニケーション力が養えません。
この弊害をなくすために、『Jump-Start!』のPart1では、文法的な理解を試みず、「読み下し訳」で英語を理解し、英語を話す・聴く機会を増やす工夫をしています。そして、その後、Part2の文法説明でより深く正確な理解ができるようにしています。
最初は文法ではなく赤字の読み下し訳で「個々のことばの意味」と「英語の語順」を学びながら、文全体を理解するという方式で最後までやってみてください。これは、従来の英文の丸暗記とは完全に異なります。これは、ネイティブ式の英語の理解法ですで、理屈ではよくわからない部分があるけれども、英語は口から出てくる、聞いて分かるという状態です。そして、その後で、Part2の文法説明を読んでみてください。その方が、文法の理解もずっとはかどるはずです。


   

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